損傷の度合は車体外観だけでは判断出来ません！　内部の損傷は部品を取り払ってみないとわからないものです。 写真は事故車の程度を慎重に評価をしてます。この後、慎重に解体作業に入ります。

　解体してはじめて、内部に大きな損傷があることが判明しました。車体の基本となるサイドフレームが曲がっており、重症です。 これから、高精度フレーム修整機を使って正確にフレームのゆがみを修整 します。

フレームの各ポイントの変形具合を測定し、メーカーから提供されている寸法表の数値に、ミリ単位の精度で矯正します。 これを怠ると走行時の安定性が確保出来ません。

　メーカー規定値に修整した後に、骨格を取り付け、エンジンやその他の外した部品を取り付けます。 修理作業完了間じかです！　これらを取り付け、エンジン始動が出来た時は一安心します。

　各部品の取り付けを終え、エンジン始動も完了すると、いよいよ外板パネルの塗装、取付けに入ります。写真は塗装作業中です。バラバラだった事故車も普通の車らしくなってきました。

　塗装が終わり、元気な元の姿に戻りました。事故遭遇時の姿からは想像出来ないくらいに完璧です。 これから念入りに最終チェックをして完成です。